ゼイディー・スミスの物書き10原則



1.
子どものときには、たくさん本を読むと良い。
ほかのことをやる以上に、読書に時間を割く。

2.
大人になったなら、自分が他人になったつもりで、自らの書いたものを読み返す。
自分の宿敵になったつもりで読むとなお良い。

3.
自らの職業をロマンチックなものと捉えてはいけない。
良い文章を書こうが書くまいが、
作家・ライターに相応しいスタイルというものは存在しない。
重要なのは、あなたが何を書き残すかだけだ。

4.
自らが苦手とするものから、距離を置いた方がいい。
だからと言って、自分ができないことを、する必要がないわけではない。
自信がないことを、軽蔑的な態度で覆い隠してはいけない。

5.
物を書くことと、それを見直し編集する時間を適切にとる。

6.
排他的な派閥や集団、組織からは距離を置くべきだ。
群集があなたの文章が良くすることは決してない。

7.
インターネットが切断されたパソコンで仕事をする。

8.
文章を書くための時間と空間を作る。
書くとなれば、大切な人さえ遠ざけるべきだ。

9.
実績と名声を混同しない。

10.
手元のベールを通して真実を語れ、それしかない。
決して満たされないことから来る悲しみを、生涯受け入れよ。

参照元:guardian.co.uk(英文)